執筆者:株式会社Global Career Incubator 代表取締役CEO 井川真一
最終更新:2026年10月29日。本文・参考資料は更新日時点の情報です。

想定質問集を増やす前に、上司に確かめていただきたいことがあります。社員は「なぜその案なのか」と聞かれたときと、「その数字から何が言えるのか」と聞かれたときに、答えを変えられているでしょうか。同じ原稿を滑らかに言い直せても、相手が確かめたいことに届いていなければ、質疑は前へ進みません。
英語の資料を用意し、説明を覚え、人前で話せるようになるまでの努力は、決して小さくありません。上司や人事も、本番で困らないよう、表現の修正やリハーサルを重ねてきた方がいるでしょう。ただ、想定外の問いが出るたびに回答文を追加する方法では、覚える負担が増える一方で、本人が根拠を選び直す練習が残ります。
次の練習では、使う事実を固定し、問われることを変えてみましょう。 今の質問に答える根拠はどれか。その根拠でどこまで言え、何はまだ言えないのか。条件が違えば、代わりに何を提案するのか。海外本社や顧客への提案を任せる上司・人事の皆さんには、その判断を観察し、本人が説明を組み直せるよう支えていただきたいと思います。
原稿を言えることと、その場の問いに答えることを分けて見る
発表原稿には、自分が伝える順序があります。質疑では、相手が知りたい順序へ移る必要があります。価格の前提を問われているのに製品の特長へ戻ったり、根拠の範囲を問われているのに事例の数だけ増やしたりしていないか。上司は、英文の正しさに加えて、返答が質問に対応しているかを見てください。
欧州評議会の『ヨーロッパ言語共通参照枠〈CEFR〉』の補遺版は、準備した発表に加え、聴衆からの追加質問への応答も扱っています。また、理解できなかった箇所を聞き直すことや、相手の意図、曖昧な点を確かめることも、言語を使う方略として記述しています。言語教育の枠組みを参考にするなら、原稿を覚えた量だけでなく、質問を受けて何を説明したかまで練習に含めましょう。
確認質問が出たからといって、準備不足と決めないでください。「その数字は使えるのか」という問いが、集計の正確さを聞いているのか、将来の売上予測に使えるかを聞いているのかで、答えは変わります。曖昧なまま得意な説明へ進むより、先に確かめた方がよい場面があります。
一方、聞かれたことが明確なのに、毎回質問を返して時間を稼ぐ練習にはしないことが重要です。本人が意味をつかめているなら、まずその問いに答えてもらいましょう。「質問の意図を確認する」とは、確認用の英文を必ず一つ挟むことではありません。
回答文の代わりに、「応答準備メモ」を持つ
株式会社Global Career Incubator〈GCI〉は、提案後の質疑を練習する社員と、その上司に向けて、四つの欄を持つ「応答準備メモ」を提案します。扱うのは、本人が説明を任され、根拠資料を確認できる提案です。事業の最終判断まで本人が担うことを、前提にする必要はありません。
一つ目は、質問が求める判断です。案を選ぶ理由、数字の確かさ、実行可能性、他の案との比較のどれを聞かれているかを書きましょう。二つ目は、今使える根拠です。記録、見積もり、確認した事実のうち、その問いへの答えを支えるものを選んでください。
三つ目は、その根拠ではまだ言えないことです。未確認の結果や、置いている前提を残してください。四つ目は、条件が違う場合の代替案です。何が分かれば今の案を維持し、何が分かれば変更するかも、案と一緒に考えておきましょう。この四欄を、回答のたびに順番に読み上げる必要はありません。質問に合わせて、使う根拠と説明する範囲を選ぶためのメモです。
英国政府が2025年7月に公表した分析品質保証指針『The AQuA Book』は、受け手に合わせて説明しながら、分析結果を正確に伝え、前提、不確かさ、利用上の限界を示すよう求めています。政府の分析業務に向けた指針ですが、数値を使って提案する社員にも、説明の範囲を整える手掛かりになります。応答準備メモと以下の練習は、この考え方とCEFRの記述を参考にしたGCIの提案です。
メモを埋める段階で根拠が見つからなければ、英訳する前に止まりましょう。上司が確認先や資料を示す必要もあります。会社が提供していない情報まで本人の語学力で補わせることはできません。逆に、根拠が手元にあるのに質問との関係を説明できないなら、その関係を言葉にする練習が必要です。
仮想ケース:展示会で得た接点を、売上の根拠として問われる
以下はGCIが作成した仮想例です。
改善前後と追加問では、次の事実を共通して使います。
産業機器を扱う会社の営業企画担当が、次回の業界展示会について、小型区画での出展を第一候補にする案を海外本社へ説明するとします。本人の役割は、会社の営業記録と区画料の見積もりを整理し、選択肢を提案することです。予算の承認権限は本社にあります。
| 手元の資料 | 確認できている内容と、残っていること |
|---|---|
| 前回の展示会記録 | 18社に製品デモを行い、そのうち6社から追加説明の希望があった。 |
| その後の営業記録 | 6社のうち2社へ見積書を送った。その後に受注したかは未確認。 |
| 次回の区画料見積もり | 小型区画は250万円、標準区画は400万円。いずれも税別の区画料で、人件費・渡航費・機材輸送費などは含まない。 |
| 実施条件と比較対象 | 小型区画に必要な実演機材を置けるかは未確認。標準区画への出展、出展を見送って対象企業へ個別に提案する案も比較対象だが、総費用や見込める反応を同じ条件で比較した資料はない。 |
この提案を任せる上司として、「次の発表に向け、本人に何を練習してもらい、自分は何を用意するか」に、いまの資料だけで二文で答えてみてください。社員へ渡す助言として書き、根拠にした記録も添えます。最初の答えは消さず、機材の条件を変えた後の助言と比べられるように残しましょう。
本社から、次の問いが出たとします。
英語: What evidence do you have that the exhibition generated sales?
和訳: 展示会が売上につながったと示す根拠はありますか。
改善前:話せる数字を並べ、問われた根拠を飛ばす
英語: The last exhibition was successful. Six companies asked for more information, and we sent quotations to two of them. The smaller booth has a lower fee than the standard one, so it will give us a better return.
和訳: 前回の展示会は成功でした。6社が追加の情報を求め、そのうち2社へ見積書を送りました。小型区画は標準区画より区画料が低いので、より高い投資効果を得られます。
発音や文法を整える前に、上司は「売上を確認できたのは、どの記録か」と尋ねてください。見積書を送ったことと、受注したことは別です。区画料が低いことだけでは、総費用が下がるとも、より高い投資効果を得られるとも言えません。答えを強く見せようとして、資料にない結論まで進んでいます。
数字を覚えて使えた点は、本人の準備の成果です。ただし、今回は売上の根拠を問われています。質問と関係のある数字を選び、どこまでを支える数字なのかまで説明してもらいましょう。「自信を持って話せばよい」という助言だけでは、この飛躍は直りません。
改善後:分かることを答え、根拠で言える範囲に収める
英語: We have not yet confirmed sales from those contacts. Our records show that six of the 18 companies asked for more information, and quotations were sent to two of those six. That shows interest in further information, but it does not establish sales impact.
和訳: その接点から売上が生まれたかは、まだ確認できていません。記録では、18社のうち6社が追加の情報を求め、その6社のうち2社へ見積書を送っています。さらに情報を得たいという関心は示していますが、売上への効果を示すものではありません。
この回答は、売上の問いには「未確認」と答え、18社のうち6社が追加説明を求め、そのうち2社へ見積書を送った、という関係を保っています。上司は、本人が問いに合う根拠を選び、その根拠で言える範囲に答えを収めた点を返してあげてください。後から受注を確認できた場合も、従来の商談や追加提案の影響を調べる必要があり、全額を展示会だけの効果とは扱えません。
同じ資料で、問いだけを変えてみる
改善後の答えを新しい暗記原稿にしてしまうと、練習が元へ戻ります。上司は資料を替えず、本人が説明する根拠を選び直す必要のある問いを出しましょう。ここでは、答えの長さを伸ばすより、前の答えから何を残し、何を外すかを見てください。
「小型区画を先に検討するのはなぜか」へ答える
英語: Why would you examine the smaller booth before the standard one?
和訳: 標準区画より先に、小型区画を検討するのはなぜですか。
英語: The quoted booth fee is 2.5 million yen for the small booth and 4 million yen for the standard one, both before tax. That gives us a reason to examine the smaller option first, but does not prove its total cost is lower. We still need to check staffing, travel, transport, and whether the equipment will fit.
和訳: 区画料の見積もりは、小型区画が250万円、標準区画が400万円で、いずれも税別です。そのため小型区画から検討する理由はありますが、総費用が低いと証明できたわけではありません。人員、渡航、輸送に関する条件と費用、機材を置けるかを、まだ確認する必要があります。
今度の問いは、売上の実績ではなく、二案を検討する順序です。そのため、18社の説明から繰り返す必要はありません。本人が区画料の比較を選び、その数字に含まない費用と、実演できる条件まで答えたかを見ましょう。
返答が「安いからです」だけなら、上司は「何が安く、何の費用はまだ比較していないか」と返してください。英語表現を増やすより、比較対象を揃えることが先です。本人には、確認の順番も考えてもらいましょう。必要な実演ができるかは候補を残せるかに関わるため、機材の設置条件を先に確かめます。営業記録の受注状況と、費用を同じ項目で比べる作業は、担当と時間を揃えられれば並行して進められます。区画料の低さから調べ始めても、その理由だけで最後まで同じ案を推す必要はありません。
実演できない場合を仮定し、代替案を答える
次は、機材を置けるかが未確認という条件だけを、「必要な実演機材が小型区画に収まらない」という仮定へ変えます。ほかの資料はそのままです。
英語: Suppose the demonstration equipment will not fit in the smaller booth. Would you still recommend it?
和訳: 実演機材が小型区画に収まらないと仮定しましょう。それでも小型区画を勧めますか。
英語: No. Under that condition, I would not recommend the smaller booth for the demonstration. I would compare the standard booth with not exhibiting and approaching the target companies individually. We do not yet have comparable total-cost or customer-response data. I propose asking the people responsible for the sales records to check the order outcomes, and preparing cost estimates for both alternatives using the same cost items. I would take that comparison to headquarters before requesting a spending decision.
和訳: いいえ。その条件なら、実演のために小型区画を使うことは勧めません。標準区画への出展と、出展せず対象企業へ個別に提案する案を比べます。総費用や顧客の反応を比較できる資料は、まだありません。次に、営業記録を管理する担当者へ受注状況の確認を依頼し、二案の費用を同じ項目で見積もることを提案します。その比較を本社へ返してから、支出の判断を求めます。
実演できることが提案の成立条件なら、その条件を満たせない場合は推奨を変えるべきです。そのうえで、標準区画へ自動的に切り替えず、出展しない案も比較に残しました。本人が提案した確認を誰がいつまでに引き受けられるかは、上司が関係者と揃えてください。記録の所在が分からなければ、その確認から始めます。
比較する際には、対象企業へ実演できる機会を得られるかと、その実施に要る総費用を二案で揃えます。個別提案でも必要な相手に実演でき、実施条件と費用に優位があると確認できれば、出展を見送る案を推す理由になります。展示会でしか会えない相手がいるなら、その接点を得る価値と追加費用を本社へ示しましょう。現時点では、そのどちらも資料で確かめられていません。本人は比較のための質問として出し、本社に承認を求める材料を集めます。
ここでの機材不適合は、追加問が置いた条件です。実際に小型区画で必要な実演ができると確認できたら、総費用や受注状況の確認を続け、第一候補に残せます。上司は本人に「今回はどの条件を仮に変えたか」を一言で戻してもらい、資料に書かれた事実と混ざっていないか確かめましょう。
上司の皆さんは、先ほど残した助言を、この仮定で点検してください。「小型区画の利点を説明する練習」のままなら、実演できない案を磨くことになります。本人が資料を整理した努力は受け止めつつ、標準区画と個別提案を何で比べるか、上司がどの確認を引き受けるかへ助言を直しましょう。
「次の発表に向け、本人に何を練習してもらい、自分は何を用意するか」へ、もう一度二文で答えてください。たとえば、「小型区画を候補から外す理由と、残る二案の比較に必要な情報を説明する練習をしよう。営業記録と費用の確認を誰が引き受けられるかは、私が関係者と揃える」と返せます。ご自身の初めの助言と再回答を並べ、機材の条件によって変えた一文と、まだ変えられない判断を指してみてください。比較の準備を進める助言へ変えても、本社の支出承認や受注の確認まで済んだことにはしません。
「その数字を信じてよいのか」の意図を確かめる
同じ資料でも、質問が曖昧なら、説明を始める前に確かめる場面があります。「その数字を信じてよいのか」と聞かれて、すぐに売上の話を始める必要はありません。
英語: Do you mean whether the records are accurate, or whether we can use them to forecast sales?
和訳: 記録が正確かというご質問ですか。それとも、その記録を売上予測に使えるかというご質問ですか。
前者なら、記録の取り方や集計の確認状況が答えの対象です。後者なら、接点から売上へ進む過程の情報が足りるかを説明する必要があります。用意された資料だけで集計の正確さまで答えられなければ、そこも未確認として残してください。この二択も、相手の意図を決めつけるためのものではありません。別の懸念が返ってきたら、その懸念へ戻って答えましょう。
このケースの応答準備メモは、次のように整理できます。
| 質問が求める判断 | 今使える根拠 | まだ言えないこと | 条件が違う場合に比べる案 |
|---|---|---|---|
| 展示会が売上につながったか | 18社へデモ、6社が追加説明を希望、うち2社へ見積送付。 | 受注の有無と売上への寄与。この資料の接点数だけでは、次回売上を裏付ける根拠が足りない。 | 受注に進んでいなければ、その理由を確かめ、出展方法の変更や個別提案を比べる。 |
| 小型区画を先に検討する理由は何か | 税別の区画料見積もりは250万円と400万円。 | 総費用の優劣と、小型区画での実演の可否。 | 実演できる範囲と総費用を揃えて、標準区画や出展見送りと比べる。 |
| 機材を置けないならどうするか | 実演を行う提案であり、設置可否は未確認。 | 標準区画か個別提案か、どちらが優れるか。 | 置けないという仮定なら小型区画を勧めず、他の二案を検討する。 |
同じ数字を使っていても、問いが変われば答えの中心は変わります。上司が見たいのは、この切替えです。「分かりません」を増やす練習にも、何を聞かれても同じ条件を並べる練習にも、しないでください。分かる範囲では具体的に答え、不足がある範囲では、何を確かめれば判断を進められるかを示してもらいましょう。
練習では、答え方だけでなく根拠の選び方を返す
まず、上司は本人と、次に説明を任せる提案を一つ選びましょう。人事は研修の題名だけを決めるのではなく、上司に「相手がこの提案で何を判断するか」を確認してください。実際の質疑から選ぶなら、相手の発言として残っている問いを使い、想像で相手の反対理由を補わないことが重要です。
練習に入る前に、上司は根拠として使える資料、本人が答える範囲、未確認のまま残す事項を共有しましょう。練習用に用意した資料を使う場合も、答えの根拠になる範囲を揃えます。実顧客の資料を使う場合は、利用同意と社内の取扱条件を確認し、顧客名や特定につながる情報を匿名化してください。
本人には、提案の短い説明に続けて、上司の反論や追加問へ答えてもらいます。最初は、同じ事実から違う根拠を選ぶことに集中できるよう、資料と応答準備メモを手元に置いて構いません。上司は「売上の根拠」「案の選択理由」「成立しない条件」のように問いの対象を変え、各返答のどの部分が資料に支えられていたかを残します。早口の質問や情報の追加で難しくする必要はありません。
たとえば、本人が2社への見積送付を売上に読み替えたら、「数字は正確に覚えられている。ただ、この記録で分かるのは、2社へ見積書を送ったことまでだ。受注が未確認なら、売上の問いにはどこまで答えられるか、もう一度考えよう」と伝えられます。本人が根拠の境目をつかめた後で、その意味を保つ英文へ整えていきましょう。
逆に、全ての問いへ「確認してから回答します」と答える場合も、そのままにしないでください。区画料の比較のように、今の資料で答えられることがあります。「今回はどの数字なら使えるか」を本人に選んでもらい、その数字と不明点を分けて答える練習へ戻しましょう。慎重な態度だけでなく、相手が判断するために必要な説明を返せることが重要です。
返答を直した後は、本人に最初の答えを残したまま、同じ問いへもう一度答えてもらいます。「成功だった」をどの記録に対応する言葉へ直したか、本人自身に示してもらいましょう。売上が未確認なら、その確認状況を先に答え、18社・6社・2社は営業のどの段階を示すかを続ける。この順序を、自分で選べるかを見ます。
その後、上司は問いを「売上が未確認でも、小型区画の検討を始める理由はありますか」に変えてみてください。本人が区画料を根拠に検討開始を提案し、機材設置と総費用を採用前の確認へ分ければ、前の回答とは違う説明になります。新しい受注実績を足さずに、問いへ応じた根拠を選び直せたかを確かめられます。
本人には自分の二つの返答を見て、数字の出所を指せるか、売上と関心を分けたか、案を維持・変更する条件を説明したかを点検してもらってください。答えられない箇所は、英文を丸ごと覚え直す前に、資料と判断のつながりへ戻ります。
本番へつなぐ前に、何が残っているかを本人と確かめる
練習後に上司が残す記録は、「流暢だった」「言葉に詰まった」だけでは足りません。問われた判断に答えたか、根拠を選べたか、未確認を事実にしなかったか、条件が変われば提案を変えられたかを、具体的な返答に沿って本人へ伝えましょう。
途中で言葉を探しても、事実と限界を正確に答えられたなら、そこは受け止めてください。内容は整理できていて英語表現で止まる箇所には、必要な言い回しを一緒に用意できます。一方、資料の意味が曖昧な箇所には、業務を知る上司が根拠とのつながりを説明する必要があります。
ただし、一度日本語なら答えられたことや、一回の練習で成功したことだけで、原因や能力を決めないでください。題材を覚えた影響もあります。次の実際の提案後に、どんな問いが出て、本人は何を根拠に答え、何を持ち帰ったかを振り返りましょう。そこで見つかった不足を、次の準備へ戻していきます。
上司が最後に本人へ渡す助言も、「もっと堂々と話そう」から一歩進められます。「次は見積送付と受注を分けて答えよう」「費用を比べるときは、含まれていない費用も伝えよう」。直す理由が分かる助言なら、本人は準備した英語を、相手の問いに応じて使い直せます。原稿を覚える努力を、その先の判断の説明へ育てていきましょう。
提案の内容に踏み込んだ質疑練習を組みたい方へ
本人に任せている提案と、答えにくかった質問を一つ選び、資料に戻ると答えられるのか、業務上の確認がまだ要るのかを書き添えてみてください。その違いが、内容の理解を補う支援と、英語で根拠を選び直す練習を組む手掛かりになります。
質疑練習の組み立てに迷ったら、個人や取引先を特定する情報を除いて、企業向けお問い合わせから課題をお知らせください。Global Career Accelerator Program〈GCAP〉の法人向けプログラム、GCAP ENTERPRISE|法人向け人材育成では、実務の課題に合わせた役割練習とフィードバック、職場での実践と振り返りを扱います。本人の担当範囲と、上司が用意できる資料・支援を伺い、取り組む内容や実施方法、期間、費用をご提案します。
参考資料
確認日は2026年10月28日です。
- Council of Europe(2020年4月)CEFR Companion Volume。印刷頁65〜66「Addressing audiences」の追加質問への応答、89頁「Asking for clarification」の理解・意図・曖昧な点を確かめる記述を参照。
- UK Government:The AQuA Book(2025年7月30日公表の改訂版)。第9章9.1〜9.4の説明、文書化、前提、不確かさ、利用上の限界に関する箇所を参照。
